会社売却における売手にとってのメリット・デメリットを以下に列挙いたします。
・ 会社オーナーにとって、株式上場に代わる創業者利得獲得の手段となります。
・ 身内に後継者のいないオーナーにとって、事業継承問題を解決する手段となります。
・ 金融負債の個人保証、個人資産の担保提供から脱却することができます。
・ 強い経営基盤、社会的信用力、資金力、新しい販路、強い購買力を得ることにより、成長機会を確保できます。
・ 規模の拡大、生産性の向上により収益性が向上します。
・ 会社の成長・存続が難しいと判断した場合でも、従業員の雇用が確保できます。
・ 従業員の給与水準や福利厚生が改善されることが期待できます。
・ 従業員の雇用安定感、社会的満足度が改善され、定着率の向上が期待できます。
・ 会社オーナーは、一定の財産を得て経営の一線から退くことができ、第二の人生を豊かに過ごすことができます。
・ スキームによっては、会社オーナーが引き続き経営に参画することができます。
・ 中小企業では難しい海外進出が可能になることが期待できます。
・ 会社の知名度が上がり、優秀な人材が確保しやすくなります。
・ 大手企業グループの傘下となることにより、会社イメージの向上が期待できます。
・ 不採算部門からの撤退ができ、会社資産の成長部門への効率的な投資が可能になります。
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